第7章 戦闘
恵土父「だから恵土…
どんなに憎くても、殺したくても…恨みたくても
大事なものは、見失っちゃいけない。
そのおかげで、お前と出会えた。
今という瞬間に、巡り合えた。
きっと…
ヴィランと出会えたのも、ヒーローと出会えたのも…
縁なんだと思う。
だから…
辛い時ほど、苦しい時ほど
胸張って、こう叫べ。
『護らせろ!!!!』ってな(微笑)
是が非でも、護り抜け。
お前という存在を、護ってくれたものを。
今という瞬間に、巡り合わせてくれた存在…
その全てが、この世界そのものだ」
こんなヒーローになりたいって。
きっと、イレイザーもそんな部分に惹かれたんだと思う。
親バカだけど←知ってる
超々々親バカだけど←失礼;
ヒトとして、一番大事なものを持ってるって
解ってたんだ。
恵土父「お前にとって、ヒーローとは何だ?」
恵土「弱くても強くても関係なしに、護ってくれる人!!」
恵土父「好きなタイミング、望んだタイミングでか?」
恵土「ん~。それは難しいかも;」
恵土父「だな^^;
でも…お前が望むように、進んでいけ。
それが…お前という名のヒーローだ」
恵土「ぱあ)…うん!!」
目を輝かせながら、私は微笑んで大きく頷いた。
恵土父「エクシードを受け継いでもいいんだぞ?(にや」
恵土「嫌だ!
私は私!
お父さんはお父さんだから!
私は、私のヒーローの道を行く!!
だから…
ヴィランであっても、ヒーローであっても護り抜く
傷付けずに、これから笑える未来も全部!!」
そう叫んだ直後…
太陽が明るく、白い光となって出始めた。
恵土「だから、私のヒーロー名は…
護りし者…『ライトニング』!!
みんなを照らして、護り抜く!!
笑ってられるような、幸せな未来…
そんな、輝いた笑顔が私は大好きだから。
私に宿ってくれた個性にも、笑ってて欲しいから!
だから…
ライトニングだ!!」
そう笑いながら、日の出を見つめながら言うと…
笑って、応えてくれた。