第7章 戦闘
だが…
恵土「読んでたよ(にや」
その下に居たのは、日本刀を振りかぶる恵土ちゃんだった。
切島「うおおおおお!!!
裏の裏かいたあ゛あ゛あ゛!!」
瀬呂「さっきからやかまし!;」
相澤先生は、即座に包帯を両手で持ってあわせた。
がきぃん!!
金属音が響く中…
尾白「間違いない。
あの戦闘スタイルと、さっきの日本刀から思い出した。
『エクシード』だ!!
そういえば…
あの『赤い夜』事件で殉職したって;(汗」
飯田「ということは親子か!?
あの日本刀は、エクシードの形見?」
尾白「頷く)ああ。間違いないと思う。
レプリカなんて作られていないし、まず見たことがない」
オールマイト「そういえば、日記ブログで
娘3歳にして、垂直跳びとか
5歳で互角に渡り合うとか動画が挙げられたままだったな;」
『マジで!?;』
オールマイト「あ;戦闘に集中しろよ?;」
その頃、屋内では…
日本刀と、合金仕込みの包帯を互いにあわせまくっていた。
空気を圧縮させて、斬撃のように飛ばす中
(壁は傷付けないようにしているため、起こしているのは噴煙だけ)
相澤(俺の能力発動を牽制しつつ)
がっ!!
(恵土が背後から突き刺そうとするも、包帯を遠心力を付けながらぶつけることで止める)
相澤(一瞬で間合いを詰めて、仕留めようとしてくる)
即座に壁を蹴って詰め寄りながら
左足で回し蹴りを繰り出しながら、死角となった右手から
再び同様に、ドリル状にした風の塊(目に映らない)を打ち出した。
蹴りを右に跳んでかわした直後
その攻撃によってできた噴煙から
再び風の塊が出てきた。
相澤「視えてるぞ」
その言葉と同時に、遠心力を付けた包帯をぶつけて止めた。
撃たれてから着弾するまで
途中で煙が一瞬晴れた部分から、軌道を読み取ってるんだ。
相澤 煙 ←弾 恵土
掌に風の塊を集めて圧縮し、撃つ。
それは、煙を突き抜ける際に穴が開くから。