【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第3章 3話
「っ…!!」
こ、怖くて手なんか取れない!!!どうし、ど、どどうしよう!!
本物を目の前にして腰が抜けて立てなくなってしまった私を、ヒソカはお姫様抱っこで軽々と持ち上げる
驚いて荷物を抱きかかえる腕に力を入れると、緊張から全身が固まって少しも動けなくなった…。
だってちょっとでも何かしたら、殺されちゃうかもしれない
パニックで目を回していると、周りの人達の声が聞こえてくる
「おいパンツ丸見えだぜ」
いや!
「それより、あいつさっきのヤバい奴じゃねーか・・ぶつかった男の腕を切り落としてただろ…」
いや!!
「あの女も終わったな…。」
いーーーーやーーーー!!
「あああのご、ごめんなさい!!本当に私の不注意でそのだからおおおろしおろし」
このままだと私も!?どうしよう!思いっきりぶつかったし私もきっと
「ん~…。うん、キミは合格」
「え…?」