【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第15章 15話
「なるほど・・、理解の範疇を超える話しだけど解った事にしようじゃないか」
傷の応急処置をしながら、私はついにヒソカさんにも事情を話してしまった。
全てではないが、ヒソカさんの能力の事や、様子を見ながら旅団の事を話し
それを聞いた彼は私の言っている事を信じてくれたようだった。
「ヒソカさんが私とは逆の目的でここに来ている事は知っています・・。
私のしている事は目障りだし、さっきのトガリさんの事も邪魔でしかなかったと思います。
でも私はこれからもできる限り死傷者が出ないように振る舞うつもりです
例えそれがヒソカさんの邪魔になろうとも辞めるつもりは無いです。
でも・・それで私が死んでしまっては意味が無いので、ヒソカさん、取引しましょう。」
「んー・・、なかなか関心な考えだね。いいけど?」
「貴方の望みは、強い相手とギリギリの勝負がしたい。違いますか?」
「そうだねぇ・・、楽しい思いは沢山したいな」
「更に言うなら、人を殺すと罪に問われるのが少々面倒と」