【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第14章 14話
「・・フフフッ、くくくくくぁっはっはっは!!!死だと?!死など怖くない!!
お前が何を何処まで知っていてそんな口を叩いているのかはしらねぇが、今のオレのすべては奴を倒すこと!!
それが果たされれば後はどうだって関係ねぇな!!」
「・・っ本当に解らず屋なんですね!死んだら恨みを晴らすだの倒すどころの話じゃなくなるんです!
生きていれば・・たとえ今は叶わなくとも、いつかその恨みを晴らせる時がくるはず
生きていれば何度でも来るそのチャンスを棒に振る気なんですか?!そんなのただの命の無駄使いです!!
貴方にも大切な人がいるはず!命は自分だけのものじゃない事を自覚してください!!」
「・・お前にオレの何が解ってるって言うんだ、ふざけるな・・・・!!」
「ぃっ・・キャァァァ!!」
キンッ
「こらこら・・。キミの敵はボクなんだろう?よそ見してちゃダメだよ・・」
「ヒソカ!」
私の説教に逆上したトガリはナイフを振り上げた、そしてそれを今度はヒソカさんが弾き返す・・
トガリはヒソカさんに向き直り、後ろから出したナイフを2つを投げつけた。
「!!ヒソカさん!背後に気をつけて!」
その2つを華麗に避けたヒソカさんは、私に投げられたナイフを見ていたからなのか
後ろから戻ってくるナイフもきちんと避けていた・・。
よかった・・
「キミのネタはそれで終わりなのかい・・?彼女にばらされて不意打ちもできず残念だったねぇ・・」
「くっ!!この!」
そしてトガリはすぐさま次の攻撃に移る、ナイフを構えヒソカさんに飛びかかったのだ。
それを見ていた私はヒソカさんの殺気を感じ取り、このままだとトガリさんが殺されるであろう事を悟る
気付いた時には身体は勝手に動いていた・・。
「だ、だめ!!」
「「!?」」
そう、思わず2人の間に入ってしまったのだ
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