【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第108章 108話
今?!
このタイミングで?!
一番いてほしい時に…!とは思ったが、それもそのはず
ノヴさんの能力について情報が漏れることはあってはならない。
サトツさんは配慮として出て行かれたのだろう…仕方ない。
「それは…、ネテロ会長からは何もお伺いしていませんか?」
「会長から…?何か関係が?」
会長の名前を出すと予想外だったのか 、ノヴさんは前屈みだった姿勢を起こし興味を示すような仕草を見せた。
「取引をするにはまず、対等な関係にならないとですよね。
ノヴさんの能力について、口外しない事をお約束するので、私が今から話す事も内密にしていただけますでしょうか。」
「………。」
彼は何も言わず、睨みつけるような目線で「早く話せ」と訴えかけてくる
怖くて思わず目線をそらしそうになるが、ここで怯んでいられない
絶対納得させて、依頼を受けてもらわないと!
20230924