【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第102章 102話
床に伸びている2人をひとしきり笑い
私はキルアの服についている謎リングを両手で掴んで引っ張り起こしてあげた。
「っしょ…、あーそういえばミトさんがゴンとお使いに行って欲しいって、行けそう?」
「うん、こっちもひと段落したし行けるよ。キルアは?」
「え~?オレはパス、あちーしなんか疲れたから昼寝するわ」
キルアはなんだか拗ねた様子だ
追い求めていた熱量が反動で冷めてしまったのだろう。
のそのそと起き上がりベッドに倒れこむキルアを見て、ゴンと顔を向かい合わせ静かに笑った。