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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第11章 11話



「その時にはここに居る他の受験者の一人が同じチームに所属していて、ポックルさんは親しくなっていると思います。
その人も貴方が捕まった後に死ぬ事になるんです・・。だから・・その人のためにも・・・ 、」

ポックルさんはきちんと私の言っている事を聞いてくれているようだったが
最後には下を向いてしまい、顔が見えなくなってしまった。

お願い・・

私のこの話を・・信じてください・・。

おねがい・・・

「・・・ポ・・、ポックルさん・・?お願いします・・信じてください・・。私・・貴方に死んでほしくない・・。」

私はあまりに長い沈黙に耐えきれなかった

漏れる嗚咽を抑えきれないまま話すたび、ポタポタと涙がテーブルに落ちて行くのが見えた。

もう私も顔を伏せてしまってポックルさんの顔を伺う事が出来ない・・

しようのない不安が胸を締め付けるようだった。

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