【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第94章 94話
しん…と静まり返る豪華な客室
ゾルディック家の地下深くにある私の部屋に着いた。
あいかわらず広いのに窓がないから圧迫感のある雰囲気だけれど
今回の引っ越しでだいぶ私物が増えたな。
これで少しは「私の部屋」という実感が持てるようになるといいんだけど
「もしもし?お疲れ様です。
今、借りているお部屋にいるのですが…、はい。
なのでお手隙の際にお伺いしてもよろしいでしょうか」
電話でゼノさんにアポを取り、数時間後に修行の成果を見てもらえる事になった。
それまでの間に荷解きなどを済ませ、軽装に着替えて位置につく
稽古場に行くの久しぶりだな…
床の神字の上に立ち、そう考えながら念を発動させた。