【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第10章 10話
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「たまに現れるんですねェああいう異端児が、我々がブレーキをかけるところでためらいなくアクセルをふみこめるような」
「でもサトツさん、わたし思うんだけどあの子いるじゃない、ホラ問題の受験者じゃ無い部外者の・・ あの子はどう見てもフツーの女の子なのよね。
44番が嘘をついてまで彼女を試験に連れ込んでるのは何が目的なのかしら。」
「それは私も気になってはいますが、彼女は私の知る限り一次試験時から彼44番と行動を共にしているようです。しかし二次試験時には405番99番と共に最初のメンチさんの課題であった材料の魚を獲りに行っています。見ている限りではどちらの側に居ても仲の良い仲間内の様にしか見えませんでした。」
「それなのよ!どうして一匹オオカミの危険人物のこぶが他の受験者と親しくできてるわけ?不可解だわ」
「一次試験中に先頭に居た私は彼らの行動を知りえていませんから、そこで何かあったと考えるのが妥当ですね。」
「メンチー・・ちょっと疑りすぎだと思うよ。本人に話を聞いた時も特に何か言いたそうでも無かったし、大丈夫だって・・」
「あんたわね!物事の裏側が解ってないのよ!!トラブルの芽は早いうちに摘んどいた方がいいの!」
「とにかく、彼らには要注意です。」