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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第79章 79話



突然とんでもない事を聞かされたが、今度はそれが脅しでもなんでもない事を悟る。

理解が追い付かないまま、私は目を白黒させて、ゼノさんの次の言葉を期待しているけど・・
勿論そんな切望は叶わないまま、あの人は行ってしまった。

1人になった私は、自らを落ち着かせるためにお茶を淹れて飲んでいる。
我ながら恥ずかしいくらいに挙動不審だ・・

「どうしよう・・」

埋め立てるという事は、あのドアからはもうこの部屋を出ることはできないという事・・
単純に能力を使えば脱出は可能だけど・・ここに来た時と違って、転送先の鍵である指輪が無い。
両方先程ゼノさんに取り上げられてしまった。それを頼りにテレポートはできないのだ・・。

ゼノさんは私に何をさせたいんだろう・・

あ、そうか・・神字


ここに来た主旨である神字を忘れていた。
指輪に頼らなくても神字同士の力で移動できるはず!



思い立った私は、すぐに立ち上がり部屋を調べて準備を整えた。
とりあえずは目先の課題である神字をこの床に書かなければならない、3日以内に。




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