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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第8章 8話




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「名前さん!」

「わっ! え!?」

ぼーっと窓を眺めているうちにウトウトしてしまっていたらしい
飛行船はいつの間にか、マフタツ山の山頂へと到着していた。

「よかったー!これに乗って移動する時名前さん見かけなかったから置いてきちゃったのかと思って心配してたんだ!」

「置いて行ったってどうせヒソカが居るんだから大丈夫って言ったんだけどな、こいつがどうしてもって言うから探しに来たんだよ」

どうやらゴンが私を見つけてくれたみたい、といっても降りる人達の誰からの目にも止まるように
乗船口のそばから殆ど移動していなかったから、私が見つかるのは必然的であった訳なのですが。

「心配してくれてありがとう、会長さんと他の試験官の人とのお話があって乗り遅れちゃったの。わたし受験番号ないでしょ?だから部外者が居たら困るみたいで・・。でもヒソカさんがどうにか言いくるめてくれたみたいだから、もう心配しないで平気みたい。」

「は~ぁ?オレお前の言ってる事ぜんっぜんわかんね、ヒソカに目つけられてて何が平気なんだよ。訳わかんねーし」

うんうんよかったと頷くゴンをよそに、キルアは胡散臭げにそう言った。もう仰るとおりですね。

「オレも名前さんの話聞きたいんだけど、そろそろ船から降りなくちゃ。2人とも早くいこ!」

ゴンがそう言うとふに落ちないように動き出したキルア・・
私はそのあとをついて船を降りた。

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