第61章 61話

「ゴン！勝手な事言うなよ！」

「だってしょうがないじゃん、キルア知らないかもしれないけど
名前こっちの文字知らなくて、字が読めるようになったのも最近なんだよ。
女の子の上に訳ありの名前に何かあったら大変だもん。」

「ご・・ごん・・・」

なんて事を言うんだこの子は・・
途中で毒が入ったような気がしなくもないけれど、快く良提案を差し出してくれたゴン

しかしその条件では流石に申し訳ないので、私が断り
キルアの指示で言いだしたゴンと私が同じ部屋になった。


「ゴン・・ごめんね・・、私やっぱりホテルに泊まるよ・・」

「ううんオレは平気だよ、気にしないで。
さあ早くご飯食べにいこうよ！オレお腹すいちゃった」

荷物を整理してキルアの部屋へ行こうとするゴンを追いかける
1人でそんな事もできないようではと思うと・・私は気が重くなった・・。


こんな事で大丈夫なのだろうか・・。