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【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第60章 60話





わ、あの服可愛い

この化粧品も・・・欲しい

んん、この下地ちょっと高いけど、ファンデも一緒に買うと安いなあ

やー、化粧落としはシートの買っておかないと

意外とサバイバルで役に立ったから洗顔シートなんかも・・

歯ブラシ買わなきゃ!


なんて事をしていたらそろそろ後半戦も終わる時間帯だ。
急いで闘技場に戻らなければ・・

そして買い物をしていた私は足早に店を出た。

結構な資金が入ったので、しこたま身の回りの物を揃える事にしたのだけれど・・
それでも着替えや雑貨などは最小限にしなければ持ち歩けない。
今は可愛い服があっても我慢・・ミルキさんの送ってくる制服もあるしね

あ、そう言えば写真撮ってキキョウさんに送らなきゃ・・
便箋はホテルで貰おう。





「オイオイ、なんだよお前その荷物・・」

「いっぱい買ったねー、オレ持つよ」


80階に着くと、すぐ2人を見つけられた。解りやすいところで待っててくれたみたい
向こうも私に気付くと、さっそく荷物に対して突っ込んできた

「あっ、ゴンありがとう。こっちは持てるよ」

私は紙袋だけゴンに渡して、キャリーバックを自分で持つ

そうなんだよね・・最初は必要最低限って思ってたんだけど、結局いろいろ買っちゃったんだ・・
闘技場は結構長居する事になるから、キャリーバックとかいるかなって思って・・


「いいよ、こっちオレが持つから」

そうして数歩歩き始めると
今度はキルアが私の引いてるキャリーバックを後ろから奪った

おお、優しい



「ありがとうキルア」

「別に、なんかオレだけ手ぶらなのもなんだし」

私が驚いたようにお礼を言うと
キルアは顔も見せずにそう返した。


結局自分の鞄だけ持つ事になった私は換金所に寄り、2人と一度ホテルに戻る

どうするにもこの荷物を置いてからじゃないと




「っはー・・2人ともありがとう、重たかったでしょ」

私の部屋に着いて一旦荷物を下ろす。
けれど、キルアもゴンも口々に腹が減ったとうるさいので
一休みする事もなく直ぐに夕食に出かける事になってしまった・・。


私は一日中歩き回っていたので少し疲れているけれど
この2人はたいした試合でもなかった様で、元気が有り余ってるみたい。

けどお腹は空くんだよね、私も空いたよ。




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