• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ

第58章 58話




突然の事に更に身体が固まり私は動けない

頭に浮かぶのは疑問ばかりだった

どうして私が
早く逃げなきゃ
どうしよう
どうしよう
どうしよう


「かわいいなぁ、そんなにガチガチにならないでよ
ちょっと近くで調べてみたかっただけだから・・・ほら、楽にしてごらん。」

なんて、ヒソカさんは私を解放して肩をなでるけれど

私は怖すぎて涙をこらえるのに必死だ。


「・・・っあの・・、わたし帰ります・・。」

「何を言ってるんだい?約束がまだ果たされてないじゃないか
今からだとレストランの予約は取れないから、ルームサービスで良いよね」

そう言って席を立つと、ヒソカさんはフロントに電話をかけた。



いまだ・・・!

逃げるなら今しかない・・!


バッ・・

私は決死の思いで勢い良く立ち上がるが・・


どさっ!

なんと身体がソファーに引っ張られ、立てなくなってしまっていた・・・。


こ・・・これは

「ばんじーがむ・・」

「正解」


恐怖のあまり、私は我慢できずに泣いた。





「キミって本当、泣き虫だよね」





130711
/ 450ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp