【HUNTER×HUNTER】pleats-プリーツ
第55章 55話
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「ゴン!!あと、えーと、クラピカ!!リオレオ!!」
「レオリオ!!」「ついでか?」
「久しぶり!!よく来たな、どーしたひでー顔だぜ」
「キルアこそ」
「早速だけど出発しよーぜ、とにかくどこでもいいから
ここにいるとおふくろがうるせーからさ」
「だめだよ、まだ名前が来てないじゃん」
「いーんだよ、あいつさーなんか知んねーけど、兄貴とおふくろに気に入られて帰れねーんだよきっと
今のうちに置いてっちまおうぜ、メイド服とか着させられて結構様になってたしな」
「キルア!!!」
「げ」
少し遅くなったから急いで駆けつけてみればこれだ
「もう!それは言わないでって言ったのに!!」
「いいじゃん似合ってたぜ、こーんな丈のスカートでさ!!」
「き・・きるあ・・」
「やめてってば!!!」
キルアがふざけて股上ぎりぎりを手で示せば
ゴンは顔を真っ赤にしてクラピカは呆れたような顔をしていた。
だから言わないでって言ってるのに・・・!!
「いーなぁ、オレも見たかったぜー名前ちゃん」
「もう!想像しないでください!!強制的に着させられたんです!!」
レオリオまで嫌な絡み方してきたじゃないか
キルアめ・・!
「とにかく元気でいてくれて良かった
名前も無事に帰ってきたし・・・オレのせいでごめんね」
「ううん、ゴンのせいじゃないよ!
私は私で大事な時間が過ごせたからいいの・・」
そう・・本当にここでの出来事は、これからの私にとって大きな影響を与えるだろう
もしかすると必然だったのではないかとすら感じる・・。
「さ、もういこーぜ
あ、そーだゴトー、いいかおふくろに何を言われてもついてくんなよ」
「承知しました、いってらっしゃいませ。」
ゴトーさん・・貴方もきっと死なせないから・・。