第8章 油断 ※一松
タオルを掴むのと両手をまとめているのとで、自分自身の両手も塞がってしまっている。
ーーーまぁ、そんなことどうだっていいけど。
一「・・・なぁおい、足開いて腰突き出せよ」
ななみを壁に押し付けわざと耳元に顔を寄せ小さな声で囁く。
また抵抗するのかと思えば素直にゆっくりと肩幅程に足を開き、腰を突き出してきた。
顔は見えないけど、おそらく泣いてる。
ーーー本当は泣き顔みたいけど・・・まぁいいや
そそり立った己の肉棒をななみの秘部の入口へと擦り付け、まだ入れていないが腰をゆっくりと前後に揺らす。
それだけでも気持ちいい。
ーーー入れたらやばそう・・・早くいれたい
そんなことを考えながらその行為を続ける。
するとそのうち秘部と擦れる度、ヌチャヌチャと卑猥な水音が聞こえてきて、ななみ自身の腰もだんだん揺れてきた。
一「ッ・・・こんな場所でこんなゴミに犯されて感じてんの?・・・変態・・・」
嬉しく思いながらもわざと蔑むと、声にならない声をあげながら足をさらに開き腰を突き出してきた。