第5章 初めての夜 ※おそ松
「・・・ん、ぅ・・・・」
ーーー顔、くすぐったい・・・
くすぐったさから、うっすらと目が覚めかけてきた。
頬をぽりぽりと掻くも、まだくすぐったい。
ーーーなに、なんなの?眠れないんだけど!
目を開けると、私の枕元に胡座をかき私の頬に手を添えているおそ松くん。
「・・・っ」
私は驚き目を見開き、言葉を発しようと口を開いたところを、おそ松くんの手によって口を塞がれた。
お「・・・シーっ。」
片手は私の口を塞ぎ、片手は口の前で人差し指を立て、にひっと笑うおそ松くん。
ーーーやばい、油断してた。どうしよう、この状況かなりヤバイ・・・