第5章 初めての夜 ※おそ松
「ななみちゃーん、二階に布団敷いてあるから、そこで寝てね〜。」
お風呂のドアに顔をつけ普通に話しかけてくる。
ーーー鍵こじ開けといてなにサラッとしてんのよ!
ていうかこの声。・・・おそ松くんだ。
「わ、わかった、ありがとう」
更に縮こまり警戒しながら答える。
お「あ、もし心細いなら一緒に寝る〜?」
声からしてニヤニヤしてるのがわかる。
「結構です!」
ーーーそんなことよりはやく出て行ってくれないかな!のぼせそうなんだけど!!
お「そっかそっか、じゃ、俺ら寝るから。おやすみ〜」
「・・・・・おやすみなさい」
足音が遠ざかっていく。
ーーーようやくいなくなったな!よし。あがろう!