第4章 新たな生活
一「そう。・・・違約金、1,000万だから。」
違約金?1,000万?意味がわからない。
「ちょっと意味わかんないんだけど!」
そういい立ち上がり彼が持つ紙を奪い取り目を通す。
__________________________________
ーーーーーーー誓約書ーーーーーーー
私は、松野おそ松、松野カラ松、
松野チョロ松、 松野一松、松野十四松、
松野トド松の奴隷として、契約満了まで
従順に奉仕し続ける事を此処に誓います。
又、規約を破った場合は松野家の皆様に
違約金1,000万を支払います。
ーーーーーーー20xx.xx.xx.__________ 印
___________________________________
ーーーなに、これ・・・私の名前が誰かの字でもう書いてある。それに、印のところには拇印が。
自分の手を確認すると、親指にうっすら朱肉のようなものが付いていた。
「あのねぇ、こんなこと許されると思ってるの!?なにが奴隷よ馬鹿じゃないの!!」
おもわず紙をクシャクシャに丸めて投げつける。