第13章 監禁 ※チョロ松
〈 ななみside )
優しくなったり怖くなったり、コロコロと気分が変わるチョロ松くんに逆らえず、後ろを向いたら案の定いれられてしまった。
ーーーもう、ダメだ。
ここまできてしまったら諦めるしかない。
悔しくなり壁についている手をぎゅっと握りしめる。
だんだんと速くなっていく律動。
ーーーこんな状況にも関わらず快感には耐えられない自分が憎い。
抵抗ながらに、必死に声を我慢する。
すると後ろから手が伸びてきて胸を揉みしだかれる。
「っん、ぁ・・・・ッ」
必死に歯を食いしばり我慢していた声が、思わず漏れる。
するとチョロ松くんが腰の動きを止め若干息を切らしながら話し始めた。
チ「出会って2日で付き合うとか、おかしいと思わないの?・・・ッ」
「それ、は・・・っ」
チョロ松くんが言うことは確かにわかる。
出会って2日で、しかも運命的な出会いをしたわけじゃなく、むしろ印象は最悪な状態で出会った。
それが1日経ったらはい付き合いましょうなんておかしいことかもしれない。
チ「ななみちゃんも心の中ではちょっとおかしいとは思ってるんでしょ?・・・それ、嵌められてるから。」