第12章 デート
チ「トド松も君のこと好きって言ってた?」
「はい。そう言ってくれましたけど。」
なんなのさっきから!!挑発!?キレさせたいわけ!?
「あの、私たちが付き合ったらなにか問題でもあるんですか?」
キレたいとこだけどチョロ松くんを怒らせるのはちょっと怖いから若干の抵抗として少し睨みをきかせて不機嫌オーラを醸して聞いてみた。
チ「問題は別にないよ。ただ君は奴隷だからね?それとトド松はおそらく君のこと好きじゃないよ。」
あーもうダメ。なに。奴隷とか。わかってるっつの!!いや受け入れたわけじゃないけどさ!トド松くん私のこと好きだって言ってくれたし!!!!
「なんでチョロ松くんにそんなこと言われないといけないんですか?トド松くんちゃんと好きって言ってくれましたけど。だから付き合ったんですけどさっきからなにが不服なんですか」
さすがに頭にきて思いっきり喧嘩口調で言ってしまった。
チ「え?なに、反抗してるの?」
さっきまで目も合わさずに話していたチョロ松くんが突然こちらを向いて若干眉間に皺を寄せ尋ねてきた。
「あ、いや・・・そんなつもりじゃないですけど・・・」
さすがに怖くなり怯んでしまう。
チ「イヤミ、その辺で停めて。」