• テキストサイズ

Sextuplet and I 〜奴隷契約〜

第12章 デート







「え・・・うそ・・・ッ」


深く被られた帽子の下を覗き込むと、誰だかハッキリとわかった。


「チョロ松くんッ?・・・え?なんでこんなこと・・・っ」


店員だと思っていたその男は、なんとチョロ松くん。


チ「やっと僕だってわかったみたいだね。」


そう言って帽子をとって優しく笑ってみせた。


そして運転手を見ると、初めて見る男の人だった。


特徴は・・・歯?


「あの、状況がよくわからないんですけど・・・ていうかトド松くんが・・・」


後ろをみるとどんどん遠ざかっていく。


チ「デートしてたんでしょ?知ってるよ」


「いや、あの、知ってるよ、じゃなくて。戻ってくださいよ!!」


チ「それはできないかな。ね、イヤミ。」


イ「そうザンスね。」


ーーーイヤミ?チョロ松くんの友達、かな・・・


"イヤミ"と呼ばれるその男とバックミラー越しに目が合ったものの、あちらからすぐに目を逸らした。


「・・・・・」


ーーーこれ絶対ヤバいやつでしょ。・・・トド松くんに連絡しないと。


/ 116ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp