第18章 *猫と私③
コンビニから帰って来た研磨と一緒に私の家へと帰り、鍵を開けて中に入ると後ろから研磨が私に抱きついて甘えるように私の頭にキスを落としていく。
「研磨中入ろ…」
「やだ。ずっと我慢してた…ねぇ、こっち向いて…」
甘く囁く研磨の熱がこもる声に私の方もスイッチが勝手に入っていく。
それぐらい、色っぽい研磨に惹かれてるのが分かった。
研磨に言われる通り身体の向きを変えると研磨がゆっくり私の唇を啄むように触れてくる。
まるで焦らすように触れる唇は、もっと欲しくなる触り方で……私をどんどん欲情させていく。
「研磨…口、開けて…」
「こう?」
小さく開かれた口に私ゆっくりと唇を重ね、研磨の中へ舌を入れると研磨も私の舌へ絡ませ熱い息や水気を帯びた音がこの状況を更に甘美な物へと変える。
服の上から私の胸を揉む研磨は空いてるもう片方の手でスカートを捲り、下着の上から敏感な部分をなぞるように触れる。
「んっ…はぁ、そこもっとして…」
「あやねはここの奥に欲しいんでしょ?」
私の唇から離れた研磨の口は唾液で濡れていて、いやらしさが増していた。
「研磨…やらしい…」
「おれがこんなに興奮するのはあやねだからだよ…もっと違う、おれの知らないあやねを見たい…おれだけが知る…」
焦らしていた指は下着をずらし私の中へゆっくりと入って来た。