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レイジーシンドローム

第3章 残暑


「あの!本当に、ありがとうございました!」
玄関で啓太が一礼した。
「彼女さんを大事にね。」
玄関の重い扉を開けて、廊下の眩しい電灯に目がくらむ。
むわっと暑苦しい空気が肌を撫でた。

「おやすみ。」
啓太に手を振って扉を閉める。
啓太も笑顔で手を振り返した。



すぐに鍵のかかる音がした。
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