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レイジーシンドローム

第3章 残暑


香苗は啓太の腕の中で思う。
今日の事は間違いだったと。

原田の愛している人は彼女さんだけで、自分では決して無い。
この人はちゃんと勘違いに気付いたんだろう。
彼女さんには相手を気遣う、愛のあるセックスをしているんだ。
だから大丈夫。もうこの人は間違わない。

「好きって何ですかね?」
その答えも、原田は身を以て知っただろう。


だってほら、原田はこんなにも後悔してるんだもの。
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