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レイジーシンドローム

第3章 残暑


「中途半端に終わってごめんなさい。」
「あっ・・・いや・・・。」
しどろもどろで香苗は言葉を探す。
言葉が出てこない。
「えっと・・・出さなくて大丈夫?」
非難が飛んで来るかと思っていた啓太は、そんな香苗の気遣いに笑った。
「大丈夫ですよ。もういいです。」
「そう・・・。」
また、言葉を失う2人。
そのまま2人はしばらく抱きしめ合った。
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