第5章 TIME SLIP 〜アラン〜
ミルクは勘違いした経緯を話した。
「それで……、アランにキスしてたらちょっとエッチな気分になってきちゃって……、なかなか起きないから、アランのこと触っちゃったの…。」
恥ずかしさにうつむくミルクにムラムラと欲が湧き上がるアラン。
「勘違いじゃなく俺が襲われたかったなそれ。
そんな告白聞いたら興奮してきたんだけど。
しかも、触ってたのそっちの俺のことだけじゃないだろ。」
「え?」
「俺の名前呼んで、どこ触ってたんだよ。」
「聞こえてたのっ?」
ミルクは、疼き始めた身体を自分でも触っていたのだ。
「今日もこんなペラペラのスリップ着て……暗いけどよく見たら透けてんじゃねぇの。」
「ちょっ、アラン!」
アランがミルクのスリップを引っ張ると、先端が薄っすら透けて勃っているのがわかる。
「……俺もいること忘れないで欲しいんですけど。」
「可愛いだろ、俺の奥さん。」
アランはミルクを触るのをやめるどころか、見せつけるように愛撫し始めた。