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【イケシリ】sweet dreams【短編集】
第3章 シド←→ジャス
「プリンセスミルク、お時間あったらお話ししませんか?」
「はっ?!」
廊下を歩いていると、声をかけられた。
相手は絶賛片思い中のシド……のはずなんだけど、様子がおかしい。
「どうしちゃったの?頭でも打った?!」
私にこんな話し方絶対しない。
「それもご説明しますので、隠れ家へお越しいただけると嬉しいのですが。」
書類を届けにジルのところに寄ってから行くと約束して、一旦別れる。
(何があったんだろう……。別人みたいだったな。)
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