• テキストサイズ

【イケシリ】sweet dreams【短編集】

第24章 忍ぶ想い ー佐助ー


佐助くんは私の帯を解き、自分の忍び装束も脱ぎ捨てた。

投げ出した手に、手が重なり指を絡める。

抱きしめられて感じる佐助くんの重さと、熱と、肌触り。
普段ほとんど露出してないから、鍛えられて引き締まった身体にドキドキした。

キスが首すじを通って下へ降りていき脚の間に到達すると、内腿に置かれた手で大きく開かされる。

「や……そんなに見ないで……っ 」

「紗代さんのこともっと知りたいから見せて。だめ?」

「っだめ。佐助くんいつもと感じが違う んんっ 」

私の肌をなぞる手はそのままで、身体は正直に反応してしまう。

「これも俺だよ。嫌いになった?」

「っ……ならないよ。」

「じゃあ、俺のことももっと知って。
 紗代さんのことももっと教えて。」

佐助くんの舌が忍び込み谷間を滑り、中心をつつく。
同時に指が差し込まれ、羞恥と快感がない交ぜになって私の身体を翻弄していった。

「っは…ぁ … 」

「ここ好きなんだね。すごい……。
 これだけ濡れたら、もういいね。」

「あ、佐助、くん……。」

指がぬるりと引き抜かれた。
佐助くんはもう一度私に覆い被さると言った。

「ここまでしといて今更だけど……。
 この時代でこういうことするってどういうことかわかるよね、いい?」

あ、そっか……。

「……うん、来て。」

「ナカには出さないようにするから。
 あと、俺もさすがにこの歳で経験ないわけじゃないけど、これは初ての試みだから……もたなかったらごめん。」

/ 279ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp