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【イケシリ】sweet dreams【短編集】

第20章 勘違い ー光秀sideー


「俺を感じられたか?」

抱き合ったままそう尋ねると、紗代は小さな声ではいと答える。

「私のことなんてどうでもいいから意地悪してくるんだと思ってました。」

「俺はどうでもいいやつを苛めたりしない。」

「ふふ。」

紗代が笑った。
これは誘導尋問されたなと気づいたが、今日は特別だ。
おまえの欲しい言葉を言ってやろう。



「紗代、愛している。」





2016.10.27up
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