• テキストサイズ

【イケシリ】sweet dreams【短編集】

第20章 勘違い ー光秀sideー


「なかなか積極的だな。」

貪り合った唇を耳に寄せ囁く。

「やっ、耳は……っ 」

くすぐったそうに身を捩る。

「ほう、覚えておこう。」

その唇を首筋から鎖骨へたどらせると、紗代の身体は微かに震え熱い吐息を洩らした。

「光秀さ……んっ… 」

ふくらみに手を添わせ、ゆっくりと動かした。
先端はすでに固くなっていて、指をひっかけるように弄った。

「あ……はぁっ……あぁっ 」

耳は本当に弱いようだ。
淡く刺激し続けてやるといい声で啼く。

そのまま執拗に責め続けた。

すると、されるがままだった紗代の手が俺を握る。

顔を見ると半開きになった口と、潤んだ瞳。
たまらなくそそられる。

俺とは全く違う、緩やかな身体の線を撫で下ろしていく。
紗代は浅い呼吸で喘ぎながら、俺を扱き始めた。

俺のモノを触るということは、そろそろ自分も触って欲しくてたまらなくなっているのだろう。


「紗代…… 、どうして欲しい?」

甘やかしてやると言ったがそれでも尚、苛めてやりたくなる。
俺もたいがいだな。

「光秀さんっ……いじわるです。
 私も、触って欲しいです……。」

最後の方はだんだん声が小さくなっていった。
大胆な行動をするかと思えば羞恥に顔を赤らめる様に、ゾクゾクする。

「俺の手を導いてみろ。
 何処がいいのか、わからん。」



/ 279ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp