• テキストサイズ

【イケシリ】sweet dreams【短編集】

第16章 月夜の待ち合わせー政宗ー


部屋について、ゆっくりと下される。
拘束されてはいるものの、私を扱う手つきは優しい。

「そこに座ってろ。」

衣摺れの音がする。

政宗が近づいてきた気配がしたと思ったら、腕を引っ張られ膝立ちにさせられた。

「口あけろ。」

戸惑いに固まる私を政宗が急かす。

「ほーら、早くしろ。」

おそるおそる口を開けると、熱い塊が捻じ込まれた。

「んんっ 」

頭に手が添えられ、政宗は抽送を始める。

目隠しをされてどんな顔をしているのかは見えないけれど、切なげな吐息が漏れるのが聞こえてくる。

されるがままなのも悔しくて、口の中で舌先を使い裏筋をなぞった。

「……っ、うまくなりやがって 」

添えられた手に力が入り、更に奥まで突かれた。

(教えたのは政宗でしょ!)

口を塞がれて反論もできない。

ぐっと喉の奥まで届く熱に、嘔吐きそうになる。
口の端から唾液が伝う。

「ほら、しっかり咥えろよ。」

政宗はそう言うと、私の口の中に熱を放った。



「……普通に飲んじまったな。
これじゃ仕置きにならないだろ。」

抵抗なく吐き出されたものを飲み込んでしまったことに、言われてから気づき恥ずかしくなる。

「まだ楽しませてもらうからな。」





/ 279ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp