第11章 シド←→ジャス2
「はぁ…… はぁ っん 」
いいところに擦れるように動かれて、シドと触れ合ったそこは愛液でぬるぬるだ。
壁に手をついて後ろからの攻めに耐えていると、棚に置かれたシャワージェルにシドの手が伸びた。
透明のボトルに入ったジェルは、綺麗なエメラルドグリーン。
シドが蓋を開けて手に少し取ると、その手で胸を包み込む。
「やっ…… ?!」
先端に塗り込むようにされると、そこにスーッと冷たくなるような感覚を覚えた。
「な、にこれ……?!」
「ミントの成分が入ってんだよ。
敏感になってきたか?」
確かに、冷たい感じが少し引いてジンジンと熱をもったように変化してきた。
「あ、 あっ んんっ 」
人差し指で弾くように弄られて、すでに固くなっていたそこはいつもよりずっと気持ちよく感じてしまう。
「じゃあ、次はこっちだな。」
シドは椅子に腰掛けると、私を脚の間に座らせた。
片手でシャワーを手に取り、反対の手で私の片脚を自分の脚にかける。
開脚させられたそこへ、さっきのジェルが一筋垂らされた。
「やだっ あぁっ 」
さっき胸で感じたような感覚が、身体で1番敏感な場所にもたらされる。
触られていないのに、そこはどんどん熱くなってきた。
「シド…… っ 」
触って欲しいのに、シドはなかなか触れようとしない。