第3章 *休憩という名の淫行
「ヴィア、こっち」
『んぁぁっ、ぁふ』
繋がったままセン様に従い体勢を変えるが、動くと中が擦られイキそうになってしまう。
なんとか体勢を変えたが、今度はバックから突かれる形で動物の交尾を思い出してしまい、急に恥ずかしさが込み上げてきた。
『こ、この体勢はっ…ぁっ、ぁん、まっ、て…』
言いかけた言葉を遮るように再びピストンが再開される。
イってから時間が経ってないからか、すぐに絶頂が近づき中が震えてくる、だが
『ぁ、あぁっ…な、んでっ』
「毎回すぐにイかせたら、つまらないだろ?」
イクッ…そう思った途端、突くのを止められた。
顔は見えないが、声のトーンや雰囲気から察するにセン様は笑っている。
イかせて欲しい、そんなもどかしい気持ちの中再び動き始める……が、またすぐに止められてしまう。
『ぁふっ、はぁ、またっ』
数秒するとまた勢いよく動き始める。
その繰り返しで、一体どれ程の時間が経ったか
『ぁひ、ぁぁ、はぁ、も…や、だぁ』
何度も寸前でイかせてもらえず、もう私の頭の中は「イかせて欲しい」
それしか無かった。
もう、許してっ…イかせて
そればかり考えていると突然、
コンコンッ
「セン様、少し宜しいですか?」
部屋の外からセン様を呼ぶ声がして、血の気が引く。
このまま部屋に入ってこられては、こんなみだらな姿を見られてしまう。
危険を察知した私はセン様から離れようと、四つん這いのまま前へと進む。
あと少しでセン様のモノが抜ける…と思った時、
『っあぁぁ、んぅぅぅぅっ』
腰を掴まれ、中に戻されその勢いで奥を突かれて私は達した。
途中シーツに顔を埋め声を抑えたため、たぶん聞こえはしなかったと…思う。
『せ、せんさ…』
「なんだ? そこから用件を言ってくれ」
『えっ、ちょっ、と、あっ、ん』
あろう事か、会話を始めてしまったのだ。
しかもセン様は動きを止めようとせず、私を責めあげてくる。