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[HQ夢]愛されたいのはあなただけ

第7章 Have a cold〜菅原孝支〜


「孝支さ、風邪引かないよね」
「んー?…あー、そうかも」
「いいなぁ〜」
「俺が風邪引くタイプだったら
お前の看病来れねぇべ?」

熱があってぼーっとする頭。
額の上には孝支の冷たい手。
降りかかるような優しい声。
心地よすぎて寝ちゃいそう。

「孝支〜」
「んー?」
「んーん。呼んでみただけ」
「そっか」
「今何時?」
「4時」
「…孝支、帰んないとね」
「そうだね」
「見送る」
「いいって」
「戸締まりしないとだし」
「あー、そっか」
「ほらほら」
「靴下履いてる?」
「履いてる履いてる」
「こけんなよ??」
「こけないって」
「ちゃんと寝てろよ??」
「寝るから」
「あとは…えっと」
「明日絶対行くから」
「…ん。無理すんなよ」
「うん」

寂しい。
なんて、思っちゃいけないのに。
キスしてほしい、とか、
抱き締めてほしい、とか。
思っちゃいけないんだってば!!

「気をつけてね」
「あんず」
「ん…っ」
「おやすみ」
ガチャ。

……

でこちゅーは反則じゃろ!!!
むり!

そのあと38度の熱を出して、
次の日は学校をお休みしました。
孝支のせいじゃん!!

おわり
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