第6章 Good morning〜花巻貴大〜
「じゃあどうすればいいんだよ」
「及川別れさせる」
「まだ彼女があいつのこと嫌いに
なりきれてない」
「今から及川に下剤仕込んだ
アイス持って行く」
「アホか」
「それしかない。下剤買ってこい」
「あんず」
「わかってるよ。わかってるけど」
「今日はおうちデートで」
「セールは…?」
「今度他のとこ行こうぜ」
「今度っていつよ」
「…まぁ、追々」
「シュークリームいいの?」
「それは食べたい」
「それも追々ね」
立ち上がったあんずは、
自分のスマホを少し弄ってから
笑ってみせた。
「クソ川には天罰を下しておいた」
…及川徹に幸あれ。
おわり。