第3章 So far〜木兎光太郎〜
とは言ってみたものの、
誤魔化し切れたとは思えない。
だって授業中めっちゃ視線感じるし。
光太郎と私、席遠いよ?
こっち方面じゃないよ?
「えー、この問題は…誰に解いて、
もらおうかな?誰、に、しようかな…
よし、小鳥遊!これ解いて!!」
「え」
待って。
それどころじゃなくて解けてない。
「……2?」
「お前な」
「ぷっ」
光太郎の笑い声…。
やめろ。やめてくれ!
「これ、国語な?」
うそやーーーーん!
「この品詞名を答えろ」
「…副詞?」
「連体詞なー」
なんなん…!
そして光太郎殺す…!