第7章 長男様だよ?【おそ松】
『それで?用事はなんですか?』
おそ「え?何もないけど?」
わたしが出した麦茶を一気に飲み干してから、けろっと答えた。
おそ「そんなあからさまに嫌な顔しなくてもいいじゃん!悲しくて泣いちゃうよ?」
どうぞ、ご勝手に。と喉まで出かかっていたけど、既のところで堪える。
おそ「っていうか、何かないと来ちゃダメなわけ?」
『そこまで親しい関係でもないでしょう?』
おそ「うわっ!傷つくー!」
いちいちやかましい人だなあ。
おそ「…………でもさ、ちょっとは期待、していいよな?」
え…………?
何か────……