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貴女のご指名は?【ホスト松】

第6章 おかえりなさいませ、お嬢様


今日の売上高をまとめた帳簿を、唖然としていた彼らに見せる。


『今日一日で、今までの分全部返済できそうです。明日は通常運営でも、十分にゆとりが出ます』

にやけを抑えきれなかったから、もう我慢するのをやめた。でも、それはわたしだけじゃない。彼らもまた、同様ににやける。


一「イヒヒ………大儲けだ」

十四「大儲けだー!ハッハッハー!」

トド「イヤミの驚いた顔……想像するだけで……ぷぷぷっ」



こうして、閉店した店内で、みんなで顔を見合わせて怪しく笑い続けた。
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