第4章 緊急会議!?
イヤミ「………はあ。仕方ないざんすね」
『ということは……』
イヤミ「彼女に免じて、特別ざんすよ」
『ありがとうございます!!』
ちゃんと話が通じる相手でよかった。
イヤミ「じゃ、ミーは帰るざんす」
そう言って、イヤミさんが店を去っていった。
でも、これで安心しちゃダメだ。
これから、作戦を練っていかないと。この六つ子だけでは、とても成せることじゃない。
っていうか、イヤミさん……、
わたしのこと"彼女"って言わなかった!?
今は男装してるし、自分のこと、あえて僕って言ったのに!!