第3章 まさかの転職………いや、天職!?
なんだかんだで最初の方は忙しかったものの、今は大分落ち着いてきている。
さすが、ベテランホスト。
とでも言うべきだろうか。
一気に今日の遅れを取り戻していっている。
「トッティ!今日も来ちゃった」
トド「知ってる。っていうか、さっき新人くんのこと指名してたでしょ?僕、知ってるんだからね?妬いちゃうよ?」
トド松さんが頬を膨らます。
うん、可愛い。
何か、女性心をくすぐるものを持っている。
いや、彼だけに限らず、六つ子全員が。
「だってぇ……あの子可愛かったんだもん。でもでも!トッティも可愛いよ!!」
トド「ほんと?ありがと☆」
そう言って、無邪気に笑う。
なんかね、次元が違うなって思う。
うん、ほんとに。