第3章 まさかの転職………いや、天職!?
「今日の指名はリッカくんにする!」
「わたしも!」
「わたしがだってば!」
「ずるーい!!わたしだって……!」
ここまでにモテたことが今まで生きてきて、一度でもあっただろうか。
いや、なかった。
ないに決まってる。
しかも、女性に。
『あの、とりあえず席に座りませんか?』
「はーい!!」
息ピッタリ!?
団結力っていうの?
なんか、女子ってすごい……。
一方で、六つ子達は皆呆気に取られていた。
そりゃ、請求返済のために働かせた、しかも女子がこんなに人気出てるんだもん。肩身が狭いに違いない。
我ながら性格悪いな、と思う。
でも、言わせて?
ざまあ☆