第3章 まさかの転職………いや、天職!?
ガチャリ、と扉が音を立てて開いた。
おそ「いらっしゃいませ。また来てくれたんだ?」
スイッチの切り替えはやっ!
正直苦手な人だけど、ホストとしては………、もう一回言うね?大事だから。
"ホストとしては"、尊敬すべきところがあるの"かもしれない"。
よ、よし!
わたしだって!!
ターゲットは、あのホスト慣れしてそうな女性!
『いらっしゃいませ』
「え?あなた………」
十四「新メンバーだよ!」
十四松さんがすかさずフォローに入ってくれる。
頼ってばっかじゃ、ダメだよね。
『初めまして、リッカです。よろしくお願いします』
あ、ちなみに。
リッカっていうのは、わたしが飼っていたゴールデンレトリバーの名前ね。