• テキストサイズ

貴女のご指名は?【ホスト松】

第11章 だいじょーぶ!【十四松】


十四〈もしもーし!十四松でっす!!〉

耳元がうるさい。

『あの、すみませんが、今日はお休みしてもいいですか?調子が悪いので………』

十四〈えっ!?調子が!?大変だ!すぐに行くっ!今すぐ行くっ!〉

『え?いや、来てもらわなくても……』

十四〈待っててね!!〉

ブチッ……。


嘘でしょ……。
切られた……。



でも、嬉しいかも。


本当はどこかで誰かに来て欲しいと願っていたんだ。



でも、心配はかけたくないから、手紙や写真は全て、棚の中に入れた。



あの手紙には不自然なことが多すぎる。




でも今は…………








あれを視界に入れたくない。





怖いの…………。
/ 205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp