第6章 仲間
「こういう事は二人きりでやれ」
国木田はそういうと敦と探偵社に帰った
太宰と二人きりに
「帰ろっか」
里奈は頷いた
(何はなしたらいいかわからない‥)
「緊張してる?それとも何はなしたらいいかわからなくて困ってるの?」
「はい‥」
太宰は里奈の頭を撫でた
「君は十分頑張ったよ」
太宰の家に到着した
「おいで」
太宰は布団に里奈を呼んだ
「今日は気が済むまで泣きな?」
「でも‥」
「遠慮しないで?今から君は僕の彼女だ」
里奈の顔は赤くなった
太宰は里奈を抱きしめた
「泣いていいよ」
里奈は太宰の胸で泣いた
太宰は何もいわず里奈を抱きしめ続けた
きづくと朝になっていた