第5章 僕は、便利屋。③
〇〇「あ、あぁ。…もっと、もっと…さと、し……んんっ、…ああぁっ」
全身を痙攣させて、〇〇は、果てた。そのまま、スゥスゥと、眠りに就く。
やっとか…。
〇〇から、自身のモノを抜く。早くシャワーしよう。こいつが、触れたところは、全部流してしまいたい。
もう、こんなこと辞めたい…。いつまで、この地獄が、続くのか…?
-15年前-
〇〇「智。起きて?」
僕は、ゆっくりと目を開け、体を起こす。
「何?…こんな時間に?」
〇〇「ねえ、智。女、抱いたこと、ある?」
「は?…何を言ってんの?」
僕の言葉を無視して、〇〇は、僕のパジャマを脱がしていく。
「な、何?…止めてよ!」
〇〇「智。私、もう、……ひっ、…ぐすっ、くっ、助けて?私を助けて?」
僕のパジャマを全て剥ぎ取る。これから、何をされるのか?…わからない。
「どうして、泣いてるの?…助けてって、何が、あったの?」
〇〇の顔をジッと見る。いつの間にか、〇〇も全裸になっていた。
〇〇「私を、抱いて。もう、嫌なの。あんな…年寄りに抱かれるの。智の若い体が、欲しいの」
〇〇は、何を言ってんの?〇〇を抱く?
お腹の上に、〇〇が跨がってきた。ゆっくりと顔が近づいてきて、唇が重なった。…僕はすぐに、唇を離して、口をゴシゴシと拭く。
「な、何するの?止めてよ!」
〇〇「何って…、セックスするのよ?11才でも、解るでしょ?」
…セックス?それは、聞いたことはある。でも、何で僕が〇〇と…。これは、現実なのかな?