第11章 僕は、便利屋。⑤
昼食後、片付け終わったら、いつの間にかニノと相葉さんは居なくなってた。
相葉さん、ありがとう!
翔は2人を探しに行こうと言ってきたけど「2人の邪魔しちゃ悪いよ」と言ったら納得してくれた。
「俺たちも2人で楽しもうぜ?」
翔が嬉しそうに頷いた。
園内は平日ということもあって、人はまばらだ。
2人で恋人繋ぎをして歩いた。
普段はできないから、ちょっと嬉しいかも…?
隣の翔を見て、目が合うたびにニコッと微笑んでくれる。
思わず握った手に力が入る。
翔は一瞬ビクッとしたけど握り返してくれた。
これは…
ちょっとじゃなく、か~な~り!嬉しいぞ!
「翔。また、来ような?」
翔が『うん。今度はかずくんとじゅんくんも一緒に来たい!』と満面の笑みで言うもんだから…。
翔にチュッとキスして
「今度は2人きりで。わかった?」
翔が唇を抑えながら『うん…』と真っ赤な顔して頷いた。
「翔…もう挿れていい?」
翔がトイレの壁に両手を付いて凭れながらコクコクと頷く。
さっきの翔の顔があまりにも可愛すぎて、トイレに連れ込んだ。
昨日シてないから、もう家まで待てねえよ!
ドアを閉めて、直ぐに翔のジーパンと下着を下ろして、壁の方を向かせて俺のモノを宛がった。
もうすぐ閉演時間。
相葉さんとの待ち合わせ時間に遅れられない…。
時間がないという焦りから、解すことなく性急に挿れて、腰をガシガシと送った。