• テキストサイズ

Love Delusion…

第3章 ロールキャベツ男子 ♥︎ 〜菅原孝支〜



『では!今日の分の菅原先輩補給もできたので!
私は失礼するです〜♪』

それだけいうと、彼女はるんるんと行ってしまった。

居るだけで空気がガラリと変わる、彼女はそんな人。
どんなに場の空気が悪くたって、結木が居ればたちまち和んでしまう。

「……あぁもう…」

昼休みもあと15分ほどだというのに。
彼女のことを考えだしたら、邪な感情が顔を出す。

……したい。


犯したい。


欲望は止まらなくて、少しずつ、ズボンの中で固くなり始めたそれ。

流石に渡り廊下のど真ん中で、そんな痴態を晒すわけにはいかない。

俺は咄嗟に、近くの空き教室に入って、鍵をかけた。
扉に背を向けて、ずるずると座り込む。

もう完璧に勃ちあがってしまったそれは、屈むだけでもじくじくと快感を生む。

「…俺、こんなに…変態だったかな……」

少しだけ自嘲してから、チャックを下ろす。

ゆるゆると扱きながら、結木のことを思い浮かべた。

彼女はどんなふうに鳴いてくれるんだろう。
どんな顔をして、俺を見るかな。


「……っ、ん…」

俺は、こんなところで何をしてるんだろう。
廊下では生徒の笑い声がする。

…バレたら、やばいな。

そんな考えが、またモノを大きくさせる。

「……へん、たいだ…おれ」

両手でそれを握って、荒い呼吸をして。
あぁ、もうだめかも…。

「…ぁ、ふ……んっ、ん…結木…」

いく、でる……。

『菅原先輩…』

瞬間、結木の声がした…気がした。
その影響で吐精感は一気に高まって。

「ぁ、っ……く、は…」

俺は教室の床に白濁とした欲望をぶちまけた。

/ 222ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp