第10章 バカに効く薬 ♥︎ 〜花巻貴大〜
『やっ…ち、ちがう…!そうじゃないよ花巻くん…!!』
これ以上のお仕置きなんて、耐えられそうになくて、必死に抵抗するけど、結局私は女の子。
男の子の力に敵うわけもなくて、呆気なく抑え込まれてしまう。
「これは、決定」
彼の真っ直ぐな目に見つめられてしまうと、もうそれだけで動けない。
「て…ことで」
そう言うと花巻くんは、私の足を持ち上げて自分の肩に乗せて、そのまま自身を私のナカに差し入れた。
『はっ…ん、あぁああ…ッ??!』
「うわ、きっつ…」
突然の圧迫感に、息が詰まる。
散々慣らされてたのと、ローションとで全く痛くない。
それどころか、挿れられた感覚でそのままイきそうになった。
『んっ、ふ…はふ…』
「挿れてもイかなかったじゃん」
まるで小さい子を褒めるように、私の頭を撫でる花巻くんの手が、あったかくて気持ちいい。
「じゃあ…あと、9回…頑張ろうな?」